コンクリートの打込み・締固め・打継ぎ
2016/07/09
コンクリートの打込み・締固め・打継ぎに関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
1.壁にコンクリートを打込む場合、表面が1区画内でほぼ水平となるように、棒形振動機を用いて十分に横流しを行うのが良い。
2.SRC造の梁において、鉄骨のフランジ下端の充填不良を防止するために、片側から打込んだコンクリートが反対側に噴出したことを確認したのちに、両側から打込むと良い。
3.型枠振動機は、振動をせき板に伝達させることによってコンクリートを加振するものであり、熱い部材の内部のコンクリートの締固めに適している。
4.水平打継ぎ部に新たにコンクリートを打込む場合、旧コンクリートの表面に散水したのちに、十分に乾燥させてから打込むと良い。
解答 2
解説
壁のコンクリートを打込む場合、棒形振動機により横流しをしてはならない。また、型枠振動機はせき板の表面付近にしか振動を伝達できない。よって、厚い部材の内部のコンクリートの締固めには適さない。そのほか、硬化したコンクリート上に新たにコンクリートを打ち継ぐ際の水分が、旧コンクリートに吸収されるのを防ぐため、打継面を湿潤状態に保つ必要がある。
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