コンクリートの初期ひび割れ
2016/07/07
コンクリートの施工時に発生する初期ひび割れに関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
1.水和熱によるひび割れは、セメントの水和反応によって生じた構造物内部と外周の温度差によって生じる。
2.コンクリート表面を初期養生中に急激に乾燥させると、ドライアウト現象により部材を貫通するひび割れが等間隔で発生する。
3.沈みひび割れは、コンクリートの沈みと凝固が同時進行する過程で、その沈み変位を水平鉄筋などが拘束することなどにより発生する。
4.打込みまでに時間がかかりすぎた場合やセメントや骨材の品質に問題がある場合には、網目状のひび割れが発生することがある。
解答 2
-解説-
ドライアウト現象とは、コンクリートが硬化する過程で、表面から急激に乾燥すると内部の水が吸い上げられて水和反応に支障をきたし、セメントが硬化しなかったり、表面上にひび割れが生じる現象である。
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