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海水の作用を受けるコンクリート

海水の作用を受けるコンクリート

2016/06/18

海水の作用を受けるコンクリート(海洋コンクリート)に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。

 

1.海上大気中にある構造物では、常時海水中にある構造物に比べ、コンクリート中の鉄筋がさびにくいため、水セメント比を55%とした。

2.耐硫酸塩ポルトランドセメントは、硫酸塩に対する抵抗性は優れているが、鉄筋の腐食防止効果が劣ることがあるので、海洋環境下における鉄筋コンクリートへの使用には注意が必要である。

3.塩分の飛来が予想されたため、アルカリシリカ反応の抑制対策として、コンクリート中のアルカリ総量規制によらず、安全と認められる骨材を使用することとした。

4.やむを得ず打継を設ける場合でも、最高潮位から上60㎝と最低潮位から下60㎝との間の感潮部分には打継を設けないこととした。

 

 

―解説―
海上大気中にある構造物のほうが常時海水中にあるものに比べ鉄筋が腐食しやすい。なぜなら、鉄筋腐食には酸素と水の供給が必要であり、大気中のほうが酸素供給量が多いためである。

 

DSC_0119

現場3Fの窓から見た連峰

 

 

 

 

 

解答 1

 

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