ひび割れ・浮き・剥落
2015/10/22
「コンクリートのひび割れ調査、補修・補強指針」が2009年に大改定、2013年に小改定されました。
コンクリート構造物の診断に関する重要な改定なため、主な内容を数回にわたり掲載していきます。
《第1回》
●2.2.6ひび割れ・浮き・剥落
「ひび割れ発生の原因」を見直し、新たに「鋼材腐食の観点からのひび割れの部材性能への影響」、「評価Ⅰに基づく判定表(鋼材腐食に対する耐久性の観点)」、および「評価Ⅰに基づく判定表(防水性・水密性の観点)」を加えた。
また、「ひび割れのパターン」もコンクリートのひび割れ調査、補修・補強指針の内容に対応するように改めた。
ひび割れに関する最近の研究では、乾燥収縮に影響を与える一番の要因は骨材であることがわかってきました。
今まで定説であった単位水量を抑えるやり方では50μ程度の抑制にしかならず、コンクリートプラントごとに使用する骨材による収縮差は、なんと800μ程度。桁ひとつ大きい結果となります。
今後はプラントが使用する骨材に対し、なんらかの規制がかかりそうですね。
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